バンダイミュージアム限定ゴジラソフビ
バージョン解説
バーニング(通常版)
現行モノで、オレンジクリアに塗装しています。ひょっとして、コレが一番良い出来なのでは……(^^A
定価は700円。限定版と違って、尻尾が接着されてます。
ヒートアップ
劇場限定版バーニングに相当するもの。オリジナルはオレンジクリアーに赤で塗装したもの。が、これは赤一色クリアー成形で手抜きとしか言い様が
ない……。また、目の白もマイナスポイント。オリジナル同様に瞳だけ軽く入れるだけにしてくれてれば、まだマシだったのに……っていうか、
通常版のバーニングの塗装を赤に変更し、爪などの塗装をしないだけで良かったのでは……。3種で最も再現度が低く30点。評価も同様に30点。
メルトダウン
オリジナルは無色クリアーに黒→赤と塗っていったもの。こちらは(赤の強い)ピンククリアーに内側から″黒を塗ったもの。再現度は精々55点といったところだが、個人的には好きで評価も一番高い。70点ってところかな?ただ、目の白は頂けない。
オリジナル同様にオレンジだったら、悪くなかったのに……。クリアの赤ももう少し薄くても良かったと思う。
世紀末覇王
オリジナルは金粉を上から塗している(故に金粉が剥がれてしまう)のに対して、こちらは黒クリアに練り込んでいる。雰囲気として悪くはないのだが、金粉の量が少な過ぎる。3倍はあっても罰は当たらんだろう。
更にマイナスポイントとして塗装が眼と歯だけなのは問題。通常版のバーニングでは他の部分(舌・爪など)の塗り分けが出来ているのに……。そんな訳で再現度50点の評価45点ぐらい。
で、更に愚痴が続きます(笑)
もう、凄く期待していたのでその反動が……。タグも素っ気無いものだし……もう少し気を利かせてくれても良かったんじゃないのかなぁ。
また、売り方が不思議。松戸にあるバンダイミュージアムで販売されたのですが、雑誌などでの紹介無しで3週間くらい前にHPで告知するだけというもの。
それとて、来場記念のお土産としてなら、まぁ出来とかも理解出来るのですが……1000体限定と言っていたり、「1回の会計で1種類につき一体(3種類で3体)」
と制限をかけながら「再度購入される方は……」と誘導したり……。特にゴジラ関係のイベントがあったわけでもなく、なんでこんな時期に販売したのかも疑問。
企画自体は素晴らしいものだったのだが、出来&販売方法が悪すぎ……。「名作をリメイクしたら駄作になった」という表現がしっくりくる代物でした。
バーニング(メモリアルBOX版)
05年1月にゴジラ完結記念として発売されたメモリアルBOXに入っていたリペイントものだが、素晴らしい!、の一言である。
写真では判りづらいかもしれないが、非常に良く再現されている。オリジナルに比べてやや赤が強いが、十分許容範囲内。
ヒートアップ、メルトダウンではマイナス点だった白目も無くなっており、これこそ求めていたもの。何故、バンダイミュージアムではあんなに手抜きだったのか
……今更ながらに悔やまれる。
惜しむらくは販売方法か。ソフビ20個セットで2万という価格はまぁ、良しとしても極一部の店舗で予約制というのは……。とはいえ、特設会場での限定販売よりはマシ?
再現度は90点。評価は販売方法のマイナスを考慮しても85点はつけたい。尚、通常版同様に尻尾は可動不可(一体成形ではないと思うけど)。タグもかつての集結歴代怪獣BOXのように
ついてなく、代わりにカードがついてくる(ゴジラのみで、メカゴジラ・キングギドラ等にはない)。
メルトダウン(Toy's dream project版)
05年7月にゴジラFW DVD発売記念としてキャラクタミクスとセットで発売されたもので、わんだほー!の一言である。
上記のバーニング同様判りづらいかもしれないが、忠実に良く再現されている。これまたバーニング同様前部の赤が以下同文。バンダイミュージアムのマイナス点の一つだった
白目も以下同文。販売方法はバーニングのメモリアルBOX同様に特定店舗での販売であったが、メモリアルBOXに比べれば手頃な価格で買い易くなっている。
限定数も3000と今までの中では一番多い。反面、単価は高め(定価2600円をキャラクタミクスと割った1300円換算。キャラクタミクスは通常1000円程度なのだが、
そうすると1600円近くとかなりの割り高になってしまう為)。
再現度は85点。若干赤がキツイのを考慮してだが、入手しやすさをプラス点として90点にしてもいいだろう。
しかしまぁ、バーニングといいメルトダウンといい、やれば出来る子なのに何故バンダイミュージアム版でやらなかったのか。現在ではバンダイミュージアム版は希少価値のみで
出来そのものからくるプレミアは無いに等しい。もしも最初からこの出来であったなら、そこそこのプレミアがついていただろう。
さて、これでバーニング、メルトダウンとほぼオリジナルに近い再現が実現されたわけだが、残るは世紀末覇王だけとなった。果たして、
その時は来るのだろうか……。