テレビ放映版
B―2のパターンで、現在日本語で正式に視聴できるもの。それとて、微妙なところだが……。
特徴はスタンダードサイズへの変更、人喰いシーンありの軟体人間シーンカット。意外にも2箇所カットされているバージョンは86年仕様(カット)版、レンタル16mm、裏テレシネ(オリジナル)版しか存在しない事になる(各項目を参照)。
放映日は80年11月3日(月)、19:00〜21:51でテレビ朝日系列で放映された。ただし、関東圏のみの放映だったらしい。CMの入りは都合5箇所。しかし、食事時に放映するのは如何なものかというシーンが多すぎ(笑)


スタンダードへの変更であるが、字幕などの部分で画面から切れてしまっている箇所が幾つか存在する。

(海外版、完全版との比較。最後の「う」がちょっと残して切れてしまっている。また、海外版とはトリミングの位置が違っている)

(裏テレシネ版、完全版との比較。『極渦』の文字は僅かに残るのみ)
ただし、キャスト・スタッフロールとラストシーンのみ文字を収録する必要性で、やや縦長の画面になっている(比較は裏テレシネ版の項を参照)。
流通については、一貫して多く流通していないようである.完全版が出る以前はマニア同士の交換ぐらいに留まっていたようで、現在でもその地位は引き継がれている。やはり不完全さと画質の面で問題を抱えている。そういった意味で、これからもコレクターズアイテムの域を出る事は無いだろう。
追記:
指摘があり、どうやら全国放送のようである。
また、元に近いテープの入手に成功したが……若干トリミングが違っている。

(右端の切れが少なくなっている。ダビングによって画面が小さくなっていたという事はないだろうが……)
こちらは提供画面。

CD解説書によれば、前半を『ロッテ・タカトクトイス・津村順天堂・K&K国分』。後半は『小林脳行・トミー・コンタック・パロマ・東宝東和・マンナンライフ・Soft99』の11社である。
03/12/11
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